【天皇賞春】フェノーメノ回避。衰え隠せないか。

天皇賞(春)の3連覇がかかっていたフェノーメノが同レースを回避することが29日(水)に明らかになりました。原因は最終追い切りの繋靭帯負傷とのことです。

前は左前脚繋靱帯炎で、今回は右前脚繋靭帯炎と最近は怪我に悩まされることが多く、近走の成績も掲示板すら入らずに凡走するレースが続いております。さすがに年齢が年齢ですし、衰えは隠せなくなってきました。
天皇賞(春)は長距離のGⅠという特殊なレースということもあって、馬の脚の内部に蓄積された疲労破壊を招くきっかけになりやすいレースという印象があります。今回出走するキズナも昨年の天皇賞(春)のあとに骨折が判明していますし、大事を取って回避するのは正解でしょう。

フェノーメノは昨年と一昨年と天皇賞(春)を2連覇していますが、昨年はこの天皇賞(春)の1勝のみで他はほとんど掲示板外でした。昨年からの不振は足元がおかしかったのかもしれません。戸田調教師もこの馬のことを「マメちん」と呼び、たいそう可愛がっています。※フェノーメノが生まれた時、真っ黒い豆のようだったことからのマメちんと呼ぶようになったとのことです。

筆者もフェノーメノには馬券で何度もお世話になっているので、今回の怪我と回避のニュースは残念で仕方ありません。しかし馬の大事を何より考えてくれたということは嬉しいことですね。フェノーメノも今年で6歳ですし引退も囁かれておりますが、種牡馬としてでもいいので無事で元気な姿がまた見れればいいなと思っております。

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