【天皇賞春】アドマイヤデウス×岩田コンビ。距離適性がどうかだけ。

昨年からのリピーター出走が多い今年の天皇賞春ですが、新たに登録してきた4歳馬が今注目を浴びています。

現在重賞レースを2連勝中のアドマイヤデウスです。
父アドマイヤドン・母ロイヤルカード、橋田厩舎の4歳馬です。父アドマイヤドンは長距離適正は全くありませんが、祖母にはステイヤーズS(3600m)2着馬のアドマイヤラピスがおり、長距離でも走れる馬でした。

アドマイヤラピス
祖母・アドマイヤラピス(ステイヤーズS・3600m2着)

 

血統的にはアドマイヤデウスも走れてもおかしくなさそうです。
この馬に関しては血統的にというよりは前2走の重賞勝ちのが素晴らしかったので距離適性さえあれば勝ち負けになるでしょう。

アドマイヤデウスは昨年3月にOPを勝ち、皐月賞(9着)→日本ダービー(7着)へ挑戦しますが惨敗しています。日本ダービー後に骨折が発覚し休養となります。

その後、年明け1月に開催された日経新春杯(GⅡ)では、骨折休養明け7ヶ月半ぶりの実践にも関わらず重賞初勝利を挙げます。ダービー以来の久しぶりの出走にも関わらず、厳しい冬の調整を乗り越えていきなりGⅡを勝つとは中々です。重賞勝ちのサトノノブレスやタマモベストプレイといったメンバーもいますので決して弱いメンバーではありません。岩田騎手の好騎乗も光っての結果だったと思いますが、休み明けにしてこの走りは充分すぎる内容です。

そして前走は3月に開催された日経賞(GⅡ)に出走しました。日経賞では前走以上の強い競馬を見せていきなり重賞2連勝を達成します。
4コーナーからの勢いは他馬とはレベルが違いました。後方から大外を回って他馬を捲っていき、そのまま直線へ向き先頭を逃げるフラガラッハとほとんど並ぶ暇なく抜き去り先頭に立ちます。さらに後続を突き放しにかかると、ウインバリアシオン、ホッコーブレーヴといった古豪が追いすがるもそれを全く寄せ付けず1馬身3/4差をつけて快勝しました。実績馬の2頭を抑えてトントン拍子で重賞2勝目を挙げ、一気に天皇賞(春)の有力候補に名乗り出たのです。

天皇賞(春)ではキズナゴールドシップウインバリアシオンデニムアンドルビーフェノーメノと豪華なメンバーでアドマイヤデウスにとっては今までより格段に上のメンバーと走ることになります。しかし、距離の不安な馬、京都は不調の馬、衰えが目立つ馬だったりと不安要素を抱かえる馬ばかりです。そんな中で上り調子のアドマイヤデウスは比較的不安要素の少ない馬だと言えるでしょう。もちろん距離の不安はこの馬にもありますが、OP戦から乗っている岩田騎手は前走の日経賞を勝った際に「この馬は距離伸びれば伸びるほどいい」と自信ありげにコメントを残していますし、骨折休養明けの日経新春杯勝利後には天皇賞(春)を目標にすると陣営が宣言していることからもある程度の勝算はあってのことでしょう。

馬券的にはここは大きく買わずに距離適性を見たいところですが、他の馬の状態や条件よりも良いのであれば買っておいて損はないと思います。

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