【安田記念】ミッキーアイル脚質変更。逃げから→差しへ!

予想

6/7(日)に安田記念に出走する予定のミッキーアイル脚質を変えてきているということで今回はミッキーアイルに着目したいと思う。ミッキーアイルと言えばNHKマイルカップで府中の直線でも逃げ切ったことがある逃げて逃げて逃げまくる馬の印象が強い。

ミッキーアイルは’13年9月にデビューし、新馬戦を勝ってから6連勝して世間に名を知らしめた4歳世代だ。さらにNHKマイルC(GⅠ)では逃げ切ってのGⅠ奪取。しかし、その後は安田記念へ進むもハナを切れずに16着と大敗し、マイルチャンピオンS(GⅠ)では13着、阪神C(GⅡ)では7着と下降気味の様子。レースの様子から、ハナに行こうとしても行き切れず、その結果、最後の伸びを欠いてしまった。

このように、逃げたくても逃げれないシチュエーションが増えてきての脚質転換といった感じ。逃げ馬は逃げて勝つとそれ以降は逃げたがる癖がついてしまって前にいかないと不機嫌になる馬も多いと聞いたことがある。行こうとするところを押さえると掛かってしまうし、脚質の転換はそんなに簡単にはいかない。

調教でも前に馬を置いて、2馬身くらい後ろを走らせるといった方法をとっており、少しづつだが脚質を変えていく。そんな中近2走では今までとは違う走りを見せた。2走前の阪急杯(GⅢ)では序盤は無理せずいつもより後ろからの競馬で進めた。徐々に前を詰めながら3~4コーナーで逃げ馬の直後につけ我慢し、直線で外に出すとそこからしっかりと溜めた脚を使って抜け出す。後ろからの強襲と前も粘って結果は大接戦の末の2着だったが、今までとは違った走りを見せたミッキーアイルの成長が見れたレースだった。

その後の高松宮記念(GⅠ)でも2列目あたりの外から進めて、直線では先頭を行くハクサンムーンを目標にエアロベロシティとともに差を詰めていく。最後はこの3頭の大接戦。結果は2着のハクサンムーンにハナ差で敗れて3着だったが、1着のエアロベロシティと差の無い3着でここでもスプリント色の濃い走りを見せた。

このように、ミッキーアイルは近2戦で新たな武器を手に入れてレース運びの幅を広げてきたことが分かる。さて、それでは安田記念ではどのような競馬を見せるだろうか?
ハナを切ってミッキーアイルが得意なスローに持ち込んで主導権を握るのはどうか?相手には長く質の高い脚を使えるケイアイエレガントがいるし、2列目が早く仕掛けてきた場合は不安である。さらに東京の坂を駆け上がってからもうひと踏ん張りができるかどうかというところも疑問である。折り合いをつけて好位からの競馬で来ても3着といったところだろうか。今回はミッキーアイルについてはあまり重い印は打つつもりはない。

 

→安田記念2015の結果はコチラ

 

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