4/12(日)は阪神競馬場・芝1600mで「桜花賞(GⅡ)」が開催されます。枠順は以下のとおりです。
枠順
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | コンテッサトゥーレ | 牝3 | 55.0 | C.ルメール |
1 | 2 | ムーンエクスプレス | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 |
2 | 3 | ノットフォーマル | 牝3 | 55.0 | 黛弘人 |
2 | 4 | トーセンラーク | 牝3 | 55.0 | 吉田隼人 |
3 | 5 | ペルフィカ | 牝3 | 55.0 | 菱田裕二 |
3 | 6 | レッツゴードンキ | 牝3 | 55.0 | 岩田康誠 |
4 | 7 | クルミナル | 牝3 | 55.0 | 池添謙一 |
4 | 8 | ルージュバック | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 |
5 | 9 | アンドリエッテ | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 |
5 | 10 | アースライズ | 牝3 | 55.0 | 幸英明 |
6 | 11 | キャットコイン | 牝3 | 55.0 | 柴田善臣 |
6 | 12 | ローデッド | 牝3 | 55.0 | 川島信二 |
7 | 13 | クイーンズリング | 牝3 | 55.0 | M.デムーロ |
7 | 14 | テンダリーヴォイス | 牝3 | 55.0 | 福永祐一 |
7 | 15 | ココロノアイ | 牝3 | 55.0 | 横山典弘 |
8 | 16 | メイショウメイゲツ | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 |
8 | 17 | レオパルディナ | 牝3 | 55.0 | 武豊 |
8 | 18 | クールホタルビ | 牝3 | 55.0 | 小牧太 |
今週末の阪神競馬場の天気は土曜日が午前中まで雨、そして日曜日は晴れる見通しです。例年この時期は雨が良く降るのですが、当日には良馬場に回復していることが多いです。
しかし、先週の不良開催で阪神の馬場は相当荒れていると考えられます。今週は平日の天候も雨が多く、気温も寒い日が続いたので日曜日だけで馬場が回復することは難しいのではないでしょうか。
(阪神競馬場の天気予報はコチラ)
馬場が重くなれば重馬場を走ったチューリップ賞組にとっては馬場が有利に働くかもしれませんね。
チューリップ賞組で特に着目しているのが2着馬だったアンドリエッテです。1着馬のココロノアイも馬場重を苦にしない走りで注目はしている馬なのですが、一番目立った走りを見せたのはアンドリエッテでしょう。
最後の直線で後続を突き放して伸びるココロノアイとレッツゴードンキを外から猛烈な末脚で一気にその差を詰め、レッツゴードンキを差してあわやココロノアイも、というところで惜しくも届かずの2着でした。
▼チューリップ賞 2015▼
この瞬発力は結果以上に評価できる走りでした。後ろから来たのはこの馬だけで、上位は好位勢でしたから余計に期待以上の内容になりました。母系が重い馬場もこなせるヴァイスリージェント系にディープインパクトという血統で、両方の良い部分を受け継いでいるまさにハイブリッドな馬です。ダートが得意な血統にディープインパクトの瞬発力が合わさってとんでもない馬に化ける可能性を秘めている馬だと思います。前走のチューリップ賞ではその一片を垣間見ました。
そして今週末の馬場はまさにこの馬が好走する条件に当てはまる可能性が高いと言えるでしょう。この馬の力をめいいっぱい引き出せるような条件が整えば、並みいる強豪たちを抑えてGⅠ勝利を手にすることも決して不可能ではありません。
さらに、桜花賞は現在ディープインパクト産駒が4連覇中で、ディープインパクトの愛娘たちは桜の祭典にめっぽう強いという傾向があります。
【桜花賞の勝馬過去4年】
2014年 1着 ハープスター
2013年 1着 アユサン
2012年 1着 ジェンティルドンナ
2011年 1着 マルセリーナ
重馬場でも走るハイブリッドなアンドリエッテなら、ディープインパクト産駒の5連覇達成という史上初の快挙を成し遂げてくれるかもしれません。
今年の桜花賞は、底の見えないポテンシャルを秘めたルージュバックや、チューリップ賞1着馬のココロノアイ、クイーンCで負かされたキャットコインなど強豪も多いですが、今回アンドリエッテは今まで以上に買えると思います。
クイーンCの時は追い切りでふらつき、更に馬体も減っていました。チューリップ賞の時は追い切りは前回の体重を戻すことに重点を置いて軽めでした。今回は馬体も戻り、追い切りもしっかりと消化されています。少なくとも全2走よりも良い状態で出て来ることは間違いないでしょう。
当日はまた馬場状態を見て判断してから買いたいと思いますが、現状では少なくともパンパンの良馬場での出走は厳しいと思われます。
アンドリエッテの抜群の瞬発力を活かしたその走りが見れることを期待して当日を待ちたいと思います。
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