競馬の掛け金についてよく考えることがあります。

いくらが適正なのか？

ということが結構な命題だと思います。

日本には一応合法な範囲の中にパチンコやスロットというものがあります。
競馬と違い基本的に一年中朝から晩まで遊ぶことができます。

スロットでいうといわゆる「万枚」と呼ばれる状態が今日はすごい勝ったなぁ、と思えるボーダーラインです。金額ベースで２０万円くらいです。

パチンコだと２万発あたりが、今日は頑張ったなぁ感が出るボーダーラインです。
金額ベースで８万円くらいです。

 

さて、これを競馬で考えるとどうでしょうか。はっきりいって

何も夢はありません。

何が楽しくて一日中屋内にこもって騒音に悩まされながら座ってなくてはならないのでしょうか。
もちろんクーラーも効いていて快適かもしれませんが、私は競馬の方がまだ健康的かと思います。

 

意外と話がズレてるように思いますが、スロットやパチンコというものは一回に投資する額がリターンに比べて非常に高い点に注目できると思います。

一日頑張って勝ったなぁ、と思える万枚に到達するための投資は1,000円です。200,000円に対して1,000円です。２００倍がついてる馬に単勝で５分に一回つっこんでいく感じです。

競馬やってる方でそんなことする人いますか？大穴党ですね。

 

さて、競馬の掛け金ですが、上記を踏まえた上で考えてみましょう。

ギャンブルをするにあたってプロスペクト理論というものを意識してみてください。
これは行動経済学の用語の一つで、

例え同じ金額でも
１万円勝った時と１万円負けた時の感情のインパクトの絶対値が違う

ということです。
ものすごく噛み砕いて言うと、
勝った時の「やったー！」感と負けた時の「やべー・・・」感の違いです。

このことを頭に入れておくと案外掛け金の設定が楽になるかもしれません。
つまり、負けてもそこまで痛くない、明日までは引っ張らないような掛け金の設定の仕方がベストだと思います。

しかし、勝てる勝負をみすみす逃すことだけは禁物です。

競馬には勝てそうなレースというものが少なからず存在します。

競馬に絶対はありませんが、色々な情報を試査して自分で吟味、より選ぶことが一番大事です。

難しいですね。ただ、一つ考えながら予想してみることもいいと思います。