【チューリップ賞】ココロノアイ気性面を克服し堂々の勝利!

3/7(土)のチューリップ賞(GⅢ)を制したのは5番人気のココロノアイでした。2着にはアンドリエッテ、3着にレッツゴードンキが入着し、この3頭が桜花賞への優先出走権を獲得しました。

チューリップ賞の着順

1着 14 ココロノアイ 牝3 54.0 横山典 01:37.7 (8.2)
2着 1 アンドリエッテ 牝3 54.0 川田 1.1/4 (15.2)
3着 15 レッツゴードンキ 牝3 54.0 岩田 3/4 (3.8)
4着 12 ロカ 牝3 54.0 Mデムーロ 2 (6.1)
5着 4 アスカビレン 牝3 54.0 秋山 1.1/4 (103.7)
6着 7 コンテッサトゥーレ 牝3 54.0 北村友 クビ (6.9)
7着 16 ウインアキレア 牝3 54.0 バルジュー クビ (257.1)
8着 6 ティーエスクライ 牝3 54.0 和田 1 (42.3)
9着 9 タッチングスピーチ 牝3 54.0 福永 アタマ (30.9)
10着 8 ウインソワレ 牝3 54.0 松山 3/4 (117.2)
11着 3 クルミナル 牝3 54.0 池添 1/2 (3.7)
12着 5 マイティティー 牝3 54.0 太宰 クビ (289.3)
13着 2 レッドカーラ 牝3 54.0 川須 1.1/4 (99.9)
14着 17 ブチコ 牝3 54.0 武豊 1.1/4 (9.0)
15着 10 ノーブルリーズン 牝3 54.0 浜中 2.1/2 (69.6)
16着 11 オデッタ 牝3 54.0 シュタルケ 5 (159.6)
17着 13 オリエンタルダンス 牝3 54.0 藤岡康 大 (192.1)

 

非常に難解だったチューリップ賞ですが、終わってみれば結果は非常に満足のいく内容でした。
というのもココロノアイの成長力に期待をしていたレースでもあったので、今回はそのココロノアイが非常に良いレースをしてくれて嬉しいです。

tulipBaken

今回どの馬も難しく、馬場も展開もかなり難解でしたのでココロノアイ一本で勝負しましたが的中。さらに今後の予想にもためになるであろう情報も多く収穫できたので良かったです。

まずはココロノアイに関してですが、横山騎手の勝利インタビューでも言ってましたが課題であった気性面の問題も今回はクリアできていたようですし、直線に入る前にムチを一発、レッツゴードンキと並んだと同時にもう一発、先頭に立ったあとは強く追わず、という感じで想定していたよりもスムーズな競馬ができていたのでこれには関心しました。
時計のかかる馬場で前残りの展開だったことも大きい気がしますし、特殊な馬場だったことでこれが桜花賞に繋がるかはわかりませんが、横山騎手との相性も良く成長もますます期待できそうですので本番も有力視したいですね。

もう一つ収穫があったのは2着馬のアンドリエッテの走りです。
最後の差しはスゴかったですね。後ろから来たのはこの馬だけで上位は好位勢でしたから余計に期待以上の内容になりました。ダートが得意な血統にディープなのでハマれば重も苦にしないパワーのある産駒になりそうです。ある程度重く渋い馬場で力を見せられないと大きいところは勝てないかもしれませんが、この馬の特性にはこれからも着目したいです。

他の馬にかんしてですが、良馬場なら内枠のディープ産駒から、と思っていましがやはりこの馬場だと成績は伸びませんね。コンテッサトゥーレは7着、クルミナルは11着と見せ場なし。コンテッサトゥーレは1回の大敗では見限れませんが、道中から弾けそうな手応えも無かったのはやはり馬場の影響か・・・。ただ、スタートが上手く出れていたという結果は収穫ですね。
クルミナルも陣営のコメントにもあるように、道悪に対応出来なかったようです。力のいる馬場で何度も揉まれたり厳しいレースでしたが、揉まれたりは苦手のような印象をうけました。馬体減も気になりますが、基本的にはパンパンの良でなければ買えなそうですね。

そして斑毛のブチコは14着と大敗。
この馬場なら?と思いましたがそう上手くはいきませんでしたね。あの馬場で惨敗なら芝はもう無いでしょう。やはり走りを見る限りはダート適性が高い馬に思えます。前足の掻き込むような走りはダートの典型的なものかと。
完敗だったため、これで心置き無くダートへと専念できることかと思います。とりあえずデビュー以来使い詰めですし、疲れもあるかもしれません。厩舎サイドも放牧という話があるようですしので、ひとまずゆっくり休んで次にどう出るかに着目です。

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