秋のマイル王者決定戦「第30回マイルチャンピオンシップ」(G1、京都芝1600m)の枠順が確定しました。
前走富士Sを快勝し3度目の重賞∨を狙うダノンシャーク(牡5・栗東・大久保龍厩舎)は7枠13番、昨年の優勝馬サダムパテック(牡5・栗東・西園正都厩舎)は1枠12番、そして初のマイル挑戦となるトーセンラー(牡5・栗東・藤原英昭厩舎)は3枠5番に決まりました。
前走の富士ステークスでは1番人気で勝利したダノンシャークが有力候補です。今年の6月に行われた安田記念では勝馬ロードカナロアに0秒1差で3着に。重賞2勝に安田記念で3着に入線と、一線級と戦える実力を付けてきた馬です。ディープ産駒にしては叩き上げの苦労人で、今まさに上昇気流に乗っている馬と言えるでしょう。
京都のマイルは今年の京都金杯を制しているように相性が良い条件ですし、今なら上位争いに持ち込めるはずです。
昨年のマイルCSの覇者であるサダムパテックは、そのレース以降は見どころもなく掲示板からも外れております。前走のスワンSでは、先行馬有利の流れを道中中団から3着まで差してきており、ようやく復調ムードでしょうか?
京都のマイルはこの馬にとってはベストの条件で、このマイルCSで実力を発揮したいところです。
ダノンシャークはサダムパテック初勝利時の2着馬でもあり、幼馴染のような関係である2頭の馬の対決が見ものです。
武豊騎手鞍上のトーセンラーは天皇賞・秋に登録があったがこれを回避し、今回のマイルCSに挑むプランに変更しました。
武豊騎手とのコンビが復活です。初のマイル戦という不安がありますが京都コースとの相性は良く、吉と出るか凶と出るか。
他にも、マイル重賞を3勝しているクラレント(牡4・栗東・橋口弘次厩舎)、マイルG1・2勝のグランプリボス(牡5・栗東・矢作芳人厩舎)も無視できません。
今年のマイルCSはロードカナロアもいなく、主役不在の混戦だけにどの馬が来てもおかしくありません。実力が拮抗しているだけに予想のし甲斐があるレースとも言えるでしょう。
マイルチャンピオンシップの出馬表
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | コパノリチャード | 牡3 | 56.0 | 浜中俊 |
1 | 2 | サダムパテック | 牡5 | 57.0 | 和田竜二 |
2 | 3 | レッドオーヴァル | 牝3 | 54.0 | M.デムーロ |
2 | 4 | ダイワマッジョーレ | 牡4 | 57.0 | 蛯名正義 |
3 | 5 | トーセンラー | 牡5 | 57.0 | 武豊 |
3 | 6 | ガルボ | 牡6 | 57.0 | 石橋脩 |
4 | 7 | サンレイレーザー | 牡4 | 57.0 | 藤岡康太 |
4 | 8 | カレンブラックヒル | 牡4 | 57.0 | 岩田康誠 |
5 | 9 | ダノンヨーヨー | 牡7 | 57.0 | 幸英明 |
5 | 10 | ドナウブルー | 牝5 | 55.0 | W.ビュイック |
6 | 11 | サクラゴスペル | 牡5 | 57.0 | 横山典弘 |
6 | 12 | クラレント | 牡4 | 57.0 | 川田将雅 |
7 | 13 | ダノンシャーク | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 |
7 | 14 | リルダヴァル | 牡6 | 57.0 | M.バルザローナ |
7 | 15 | ダークシャドウ | 牡6 | 57.0 | R.ムーア |
8 | 16 | グランプリボス | 牡5 | 57.0 | C.ルメール |
8 | 17 | マイネイサベル | 牝5 | 55.0 | 松岡正海 |
8 | 18 | リアルインパクト | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 |
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