中京競馬場の特徴について紹介していこうと思う。
中京競馬場の概要はこちらの記事(中京競馬場の概要)からどうぞ。
特徴その1:西日本随一のコースへ見直した中京競馬場
2010年から2011年までの全面大工事を経て距離設定が大幅に見直された。
駐車場として利用されていた3~4コーナーの奥の敷地をコースに拡張。これにより
- 芝コースの全長は1,600メートル→1,705.9メートル
- ホームストレッチは313.8メートル→412.5メートル
- 勾配2%の急坂を設置
ほぼ平坦で小回りだったイメージから西日本随一のタフなコース設計となっている。
ホームストレッチは京都競馬場を上回り、勾配も中山に次ぐものとなっており、新しい予想で対応していかなくてはならない。
特徴その2:勾配と起伏が絶妙な按配の中京競馬場
起伏構成は以下の通り。
ゴール地点から続く上り勾配
向正面の半ばあたりで下り勾配へ
直線の入り口からは、急坂が設置されている(高低差約2メートル)
馬の姿が隠れる程の急坂が終わってゴールまで200メートル
非常にタフさが要求されるコース設計となっている。
新コースのこれらの特徴は実際にレースでも話題になっている。
求められているのは息の長い末脚の能力をもった競走馬である。
特徴その3:天気との兼ね合いが重要視される中京競馬場
大幅改装後のデータが少ない上に気候条件が変化する夏以降は、ダートに特に注意を払わなくてはならない。基本的にオープニングの開催での傾向が順当と考えられている。
中京競馬場のピンポイントお天気
ヤフー天気情報
中京競馬場の天気
中京競馬場コース別攻略法(G1・G2・G3)
芝1,200メートル(高松宮記念・CBC賞)
外枠有利。
3~4コーナでの馬群膨らみからか差し馬の健闘が目立つ。
芝1,600メートル(中京記念)
外枠不利。
逃げ馬有利と考えられている。
芝2,000メートル(金鯱賞・中日新聞杯・愛知杯)
内枠有利。
しかし、ゴール手前の急坂の存在が予想を困難なものにしている。
ダート1,000メートル
枠順の有利不利はない。
スタートで決められる内枠でないと厳しい。
ダート1,800メートル(東海ステークス)
枠順の有利不利はないが、差しが決まりやすい。
ダート2,500メートル
長距離ダート戦だが、先行できる距離実績に注目。
中京競馬場の特徴をレースに活用するには?
もちろん、中京競馬場で行われるレースがすべて上記のような展開・結果になるわけではないが、概ねこの通りだと過去データが教えてくれている。
競馬において過去情報は非常に重要視すべきものである。
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