【皐月賞】トゥザワールドは8枠17番。依然として難しい競馬。

20日(日)の皐月賞の枠順が発表されました。枠順は以下のとおりです。

皐月賞 枠順

馬番 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ワンアンドオンリー 牡3 57.0 横山典弘
1 2 イスラボニータ 牡3 57.0 蛯名正義
2 3 クラリティシチー 牡3 57.0 内田博幸
2 4 クリノカンパニー 牡3 57.0 江田照男
3 5 アデイインザライフ 牡3 57.0 田辺裕信
3 6 アドマイヤデウス 牡3 57.0 岩田康誠
4 7 トーセンスターダム 牡3 57.0 武豊
4 8 ステファノス 牡3 57.0 後藤浩輝
5 9 スズカデヴィアス 牡3 57.0 A.シュタルケ
5 10 ベルキャニオン 牡3 57.0 福永祐一
6 11 ロサギガンティア 牡3 57.0 柴田善臣
6 12 タガノグランパ 牡3 57.0 石橋脩
7 13 キングズオブザサン 牡3 57.0 浜中俊
7 14 バウンスシャッセ 牝3 55.0 北村宏司
7 15 コウエイワンマン 牡3 57.0 松岡正海
8 16 アジアエクスプレス 牡3 57.0 戸崎圭太
8 17 トゥザワールド 牡3 57.0 川田将雅
8 18 ウインフルブルーム 牡3 57.0 柴田大知

 

トゥザワールドは大外枠の8枠17番となりました。
メンバー的には前に行く馬もいないので、馬群が固まって内がゴチャつくことも可能性としては大いにあり得ますので、最内を引くよりは良いと思います。内枠の有力馬を見ながら競馬が出来るので騎手心理としては多少は楽かもしれません。
ただ、プラスの材料とも言い切れません。普通に競馬をすると外々を回らされてそれだけで終わってしまいがちな枠です。追いだしのタイミングがかなり重要になってくるので騎手の腕がダイレクトに出ます。8枠にはアジアエクスプレス(16番)とウインフルブルーム(18番)がいて、囲まれてのスタートになります。スタート直後に被されたりぶつけたりされないで良い位置につけて、勝負処での急加速力という展開がベストか。

 

ここまで無敗のトーセンスターダムは4枠7番。デビュー3戦は全て京都コースで着差も0.0秒差。しかも少頭数立て。人気必至なだけに取り扱いが難しいですね。狙いはダービーだと思うのですが・・・。
池江厩舎はダービーが大目標とは言っていますが、皐月賞でそれなりの結果を残せばダービーどころではありませんからね。勝負できる状態には仕上げてくるとは思います。ダービー狙うのに見送らずにわざわざ出してくるところを見ると勝負してくる可能性も十分あります。前走きさらぎ賞に引き続き鞍上は武豊騎手です。

 

イスラボニータは1枠2番。早め先頭で、直線後ろを待って併せて勝負根性で抜かせない、という展開も見えます。幸い日曜の天気も雨模様が消えているので良馬場で走れればなお良いですね。
ただ、上記でも記したように内枠はゴチャつく可能性があるので、GⅠの雰囲気と多頭数の中山で道中ヒートアップして折り合いも難しくなりそうです。

 

とにかく馬のレベルも拮抗しており、展開の予想が難しい今回の皐月賞。
早めのペースで逃げると思っていたバンドワゴンが回避したことで誰が先手を取るかがわかりにくくなってます。
これまで先行してきたウインフルブルームが押し出される形で逃げるのか・・・。
上記でも書きましたが、内の先行馬だとイスラボニータですが騎手の蛯名騎手はそれほど積極的に逃げを打つことも無いのでここも難しい・・・。
未勝利で逃げたことのあるクリノカンパニーが2枠4番にいるので逃げるかもしれませんね。それで隊列がスムーズに決まれば各ジョッキーも他馬の出方を探りながらのスローな流れになるかもしれません。もしくは、「勝つのは難しくても見せ場くらいは」と考えた馬が何頭かハナを競うようなことがあれば、以外にタイトなペースになることもないとは限りません。

 

とにもかくにも今年の皐月賞は難しい・・・。競争馬の実力以外にも、騎手の性格と皐月賞での心理を読み解くことも予想する上で重要になってきます。本命どころの馬券と別に、ド荒れ専用の馬券も、いくつかワイド馬券などを持っておいた方が良い感じはします。

 

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