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札幌記念の過去10年のデータから3つの傾向を考察。

1.人気

【 過去10年の人気別成績 】

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-3-2-2 30.0% 60.0% 80.0%
2 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
3 0-0-3-7 0.0% 0.0% 30.0%
4 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
5 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
6 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
7 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
10~ 0-3-1-39 0.0% 7.0% 9.3%

 

G2の定量戦という条件からは上位人気が強そうなイメージで、実際に1番人気は連対率60.0%2番人気連対率40.0%と重賞の水準を上回る。

 

ただ、3~4番人気は不振で、あわせて【0.0.5.15】と連対なし。5番人気は【2.2.0.6】と上位人気に匹敵する成績を残しているだけに、3~4番人気の不振は気にかかる。

 

なお、3~4番人気の好走馬5頭中4頭は、前走も同じ北海道開催(函館、札幌)に出走していた。春以来となる実績馬の出走や好走も多いレースだが、この3~4番人気は狙うなら順調に使われている馬で、それも3着候補までになる。

 

2.脚質

【 過去10年の脚質別成績 】

脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-0-2-6 11.1% 11.1% 33.3%
先行 3-3-1-15 13.6% 27.3% 31.8%
差し 6-6-7-63 7.3% 14.6% 23.2%
追込 0-1-0-19 0.0% 5.0% 5.0%

 

前週に行われるクイーンSは逃げた馬の好成績が目立つレースだが、この札幌記念は特に逃げ優勢という傾向はない。

 

好走確率が高いのは先行した馬、そして好走馬の実数が多いのは差し馬となっている。G1級のメンバーが揃うこともあって道中のペースは速くなることが多いので、逃げ・先行馬よりも差し馬を狙いたいところだが、いかんせん最後の直線が短い・・・。最後の短い直線だけで差し切ることのできる一瞬の切れを持った差し馬が理想。

 

3.年齢

【 過去10年の年齢別成績 】

年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-1-1-8 23.1% 30.8% 38.5%
4歳 4-2-3-15 16.7% 25.0% 37.5%
5歳 3-5-3-28 7.7% 20.5% 28.2%
6歳 0-2-0-22 0.0% 8.3% 8.3%
7歳上 0-0-3-30 0.0% 0.0% 9.1%

 

年齢別の成績では、勝率、連対率、複勝率のいずれも3歳がもっとも高く、7歳以上がもっとも低くなっている。それだけではなく、3歳から4歳、5歳と年齢が高くなるに連れて好走確率が次第に低くなってゆく傾向。

 

3歳の出走があればまず3歳馬、不在なら4歳と、若い馬から順に検討を進めるのが的中への近道だ。
ただ、6歳以上の好走馬5頭中4頭は7番人気以下。穴馬候補を探すなら、6歳以上も軽視は禁物だ。

 

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競馬 脚質 見方

脚質には、逃げ・先行・差し・追い込みと、4種類ございます。

「脚質」と聞くと、脚のタイプ、走りのタイプ、というイメージを受けますが、私は個人的には「位置取り」という意味合いの方が強いと感じます。

【逃げ】

スタート直後から立ち、そのまま先頭でゴールを目指す脚質です。
絶対に先頭に立たなければならない逃げ馬もいれば、同タイプの逃げがいる時は、そのうしろでも大丈夫な脚質の逃げ馬もいます。

最短距離を走ることが出来るメリットがある反面、先頭がゆえに風の抵抗を受けやすく、
また、他馬から目標にされやすいというデメリットがあります。

【先行】

前方に逃げ馬や置いて、その後ろからレースを伺い、最後に抜け出しゴールを目指す脚質です。
好位とも呼ばれる位置をキープしてレースを進めることから、安定したレースを進められます。

実力のある馬が先行して勝った場合「横綱相撲」と言われます。

【差し】

レース中は終始中段もしくはやや後方気味に位置を取り、最終コーナー付近で加速して、直線で前を行く馬を抜きゴールを目指す脚質です。
最後の直線で豪快に抜き去る姿も良いですが、3コーナーや最終コーナーでスーッと動く様もかっこ良いものです。

瞬発力に自信のある馬がこの脚質を選択することがが多いです。
先行と並んで多用される戦法ですが、ペースが遅くなると、前の馬との距離の差がそのままレース結果に繋がってしまうことも多々あります。

【追い込み】

スタート直後から後方に待機し、力を温存。全ての勝負を直線にかけ勝負する脚質。最後方から直線で一気に全ての他馬を抜き去る姿は感動すら覚える。

勝つときは派手な反面、展開などで不利を受けて敗れることも多くあります。

【自在】

逃げ、先行、差し、追い込みと、全てをこなせる脚質。レース展開などを見通して位置取りを自由に変え、レースを有利に運ぶ。

状況に沿った脚質をその場その場で採用できるので、最も有利な脚質といえるでしょう。

馬の脚質は、馬の個々の特徴、騎手の個性や能力、陣営の思惑によって決定されます。馬の特徴は変化しにくいですが、
騎手や陣営の思惑はレース単位で変化します。よって、馬の脚質は固定化されず、流動的であることが多いです。
しかし、馬が能力を発揮しやすい脚質は大体決まっているので、基本脚質を押さえてしまえば、それから大きくズレることはありません。
まずは基本上記の脚質を覚えていきましょう。

ミホノブルボンの血統と脚質

8戦7勝2着1回という素晴らしい成績をあげている逃げ馬です。
2着は8戦目の菊花賞、無敗のまま朝日杯、皐月賞、ダービーを制してます。

私が思うミホノブルボンが「モンスター」、「サイボーグ」と言われるその所以は、
その成績だけではなく、
もともと短距離血統なのに、戸山師の坂路のスパルタ調教に耐え、
スタミナを余計にロスしがちな「逃げ」という戦法で二冠を制したというその過程にあると思います。

最終的には故障してしまったのですが・・・私の中では逃げ馬ではもっとも好きな馬でした。

ミホノブルボン
ミホノブルボン(二冠馬)
異名:「坂路の申し子」、「サイボーグ」、「栗毛の超特急」
母:カツミエコー
父:マグニテュード
調教師:戸山為夫(栗東)
→鶴留明雄(栗東)
→松元茂樹(栗東)
調教助手:安永司
生涯成績:8戦7勝
獲得賞金:5億2596万9800円

競馬予想 脚質

脚質には、逃げ・先行・差し・追い込みと、4種類ございます。

「脚質」と聞くと、脚のタイプ、走りのタイプ、というイメージを受けますが、私は個人的には「位置取り」という意味合いの方が強いと感じます。

【逃げ】

スタート直後から立ち、そのまま先頭でゴールを目指す脚質です。
絶対に先頭に立たなければならない逃げ馬もいれば、同タイプの逃げがいる時は、そのうしろでも大丈夫な脚質の逃げ馬もいます。

最短距離を走ることが出来るメリットがある反面、先頭がゆえに風の抵抗を受けやすく、
また、他馬から目標にされやすいというデメリットがあります。

【先行】

前方に逃げ馬や置いて、その後ろからレースを伺い、最後に抜け出しゴールを目指す脚質です。
好位とも呼ばれる位置をキープしてレースを進めることから、安定したレースを進められます。

実力のある馬が先行して勝った場合「横綱相撲」と言われます。

【差し】

レース中は終始中段もしくはやや後方気味に位置を取り、最終コーナー付近で加速して、直線で前を行く馬を抜きゴールを目指す脚質です。
最後の直線で豪快に抜き去る姿も良いですが、3コーナーや最終コーナーでスーッと動く様もかっこ良いものです。

瞬発力に自信のある馬がこの脚質を選択することがが多いです。
先行と並んで多用される戦法ですが、ペースが遅くなると、前の馬との距離の差がそのままレース結果に繋がってしまうことも多々あります。

【追い込み】

スタート直後から後方に待機し、力を温存。全ての勝負を直線にかけ勝負する脚質。最後方から直線で一気に全ての他馬を抜き去る姿は感動すら覚える。

勝つときは派手な反面、展開などで不利を受けて敗れることも多くあります。

【自在】

逃げ、先行、差し、追い込みと、全てをこなせる脚質。レース展開などを見通して位置取りを自由に変え、レースを有利に運ぶ。

状況に沿った脚質をその場その場で採用できるので、最も有利な脚質といえるでしょう。

馬の脚質は、馬の個々の特徴、騎手の個性や能力、陣営の思惑によって決定されます。馬の特徴は変化しにくいですが、
騎手や陣営の思惑はレース単位で変化します。よって、馬の脚質は固定化されず、流動的であることが多いです。
しかし、馬が能力を発揮しやすい脚質は大体決まっているので、基本脚質を押さえてしまえば、それから大きくズレることはありません。
まずは基本上記の脚質を覚えていきましょう。