鉛(なまり)とは、負担重量調整のために使用される重りのことをさす。
鉛板は100グラムから500グラムまで5種類あり、100グラムを一分(いちぶ)と呼ぶ。
鉛鞍と呼ばれる鉛を入れる仕様の鞍に、鉛板を入れて負担重量を調整している。
まれに胴巻に入れて自己の胴に固定する騎手もいる。
競馬場では鉛以外に500グラム単位で負担重量調整用のゴムパッドを準備しており、これを使用して負担重量を調整する騎手もいる。