輸出入検疫

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輸出入検疫(ゆしゅつにゅうけんえき)とは、日本の馬が海外のレースに出走する際に受けなければならない検疫のこと。外国馬が日本のレースに出走する場合も同様である。


輸出入検疫は家畜伝染病予防法に規定されており、基本的に輸出時には5日間、輸入時には10日間のけい留検査が実施される。

輸出国において存在している病気の侵入を予防するために、ワクチン接種や特殊な検査を輸出国に対して義務づける場合もある。

ジャパンカップ競走等の国際招待競走に出走するために一時的に入国する外国馬については、競馬学校内にある国際厩舎地区が、農林水産大臣より検査場所として指定を受けたうえで、けい留検疫の施設として使用されている。この場合には、輸入検疫期間は5日間に短縮される。