検量(けんりょう)とは、出走馬ごとに定められた負担重量を確認するために騎手がレース前と後に行う作業のこと。
前検量は、発走の70分前に全騎手が行う。
後検量は、レース終了後に7位までに入線した騎手および裁決委員が特に指定した騎手に関して行われる。
特に指定される馬は、写真判定で7位に入着する可能性のある馬や人気上位の馬である。
負担重量は競走に与える影響が大きいので、検量において一定の範囲に収まっていない場合には制裁が課される。
前検量であれば騎手への過怠金や騎乗停止などの措置がとられ、後検量では1kgを超えて違反が合った場合には馬が失格になることがある。