抽せん馬

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抽せん馬(ちゅうせんば)とは、日本中央競馬会(JRA)がセリ市で購入し、日高育成牧場と宮崎育成牧場で競走馬として育成・訓練し、希望する馬主に対して抽せんによって均一価格で馬主に売却・配布した競走馬のこと。


この制度は日本独特のもので、その目的は競走馬の資源確保と新規馬主の開拓である。

平成15年からは名称が抽せん馬からJRA育成馬に変更となり、マル抽やマル市といった区別がなくなった。


「抽選馬」は新聞協会の定める代用表記であり、一般的には本項目名のとおり「抽せん馬」と表記する。

なお、本来の漢字表記は抽籤馬(籤は「くじ」の字)である。