仔分け

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仔分け(こわけ)とは、繁殖牝馬の所有形態の種類(自己所有・仔分け・預託)のうちのひとつで、馬主が所有権を持ち、馬主が種付け料を負担する形態のこと。


生産した仔馬は馬主と生産者の共有物として売却代金を分け合うこととなる。

馬主自身が仔馬を競馬に使う場合には、評価した価格を基礎して定められた金額を生産者に支払うこととなる。


日本の繁殖牝馬の所有形態は、ほとんどが自己所有が占めているがまだ一部残っており、このシステムは戦前の馬小作の名残であるとされている。

仔馬の評価額や持ち分の比率などをめぐって度々紛争が起きている。