4/12（日）に阪神・芝1600mで開催される桜花賞（ＧⅠ）の枠順が確定いたしました。枠順は以下のとおりです。

桜花賞の枠順

注目の人気馬、ルージュバックは４枠８番に入りました。悪い枠では無いですが、ちょうど真ん中です。前記事ではルージュバックの気性に関する懸念を書きましたが、馬群に揉まれる可能性があるこの枠番をどう捉えるかですね。
ルージュバックがきさらぎ賞を勝った際に、大竹調教師のコメントで気性面の問題も抱かえていることを明らかにしています。

「これまでの競馬では見せていないが、気性の荒い面を持っている馬」とコメント。

さらに、前日には牝馬限定戦のエルフィンＳという選択肢があったにも関わらず、百日草特別を選んだ理由については「距離もあって少頭数だから」とコメントしています。輸送を経験させるという意味では納得できますが、あえて牡馬相手の混合戦を選んだのにはこういった理由もあったのですね。
ルージュバックの今までの最高頭数は１０頭です。今回の桜花賞ではフルゲートで１８頭になります。今回間違いなくマークされるでしょうし、枠番も真ん中です。さらに牝馬限定戦となれば今までとは全く違った競馬を体験することになります。阪神もマイルも初めてとなる今回のレースで、鞍上の戸崎騎手とうまく折り合えるかどうかというところが勝てるかどうかの重要なポイントとなるかと思われます。

さて、枠番の話に戻りますが、ルージュバックのすぐ隣には４枠７番にディープインパクト産駒のクルミナル、そして５枠９番には同じくディープインパクト産駒のアンドリエッテが位置しています。アンドリエッテは前走のチューリップ賞ではココロノアイに敗れ惜しくも２着に終わりましたが、最後の直線で見せた末脚は抜群の瞬発力でした。馬場重でもあれだけの瞬発力が出せるのなら、今回馬場が重くなる可能性の高い阪神競馬場で好走する確率が高いです。
さらに、桜花賞はディープインパクト産駒が４連勝中で、ディープインパクトの愛娘たちは桜の祭典にめっぽう強いという傾向があります。

2014年　１着　ハープスター
2013年　１着　アユサン
2012年　１着　ジェンティルドンナ
2011年　１着　マルセリーナ

今年は６頭のディープインパクト産駒が出走します。

どの馬も伏兵という立ち位置ではありますが、上位は拮抗しているため十分にチャンスはあるとみられます。その中でも前走のチューリップ賞２着馬のアンドリエッテは注目株だと思われます。前人未到のディープインパクト産駒５連覇がかかっておりますが、今年も“ディープ産駒を買っておけばOK”になのでしょうか。それともマンハッタンカフェの最高傑作と言われるルージュバックを勝っておけば間違い無いのでしょうか？

その答えは１２日の桜花賞で全てがわかります。

ちなみにですが、筆者はチューリップ賞の勝馬ココロノアイ推しです。今回の記事では紹介できませんでしたが、前記事で詳しく記した通り、今回はココロノアイを中心に馬券を組み立てていきたいと思っております。こちらの記事ではルージュバックの不安材料をあげるとともに、ココロノアイが買える理由についても書いておりますのでよろしければこちらの記事もお読みください。
（前記事「【桜花賞 2015】重馬場ならココロノアイ鉄板か・・・？！」）

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