5/31は日本ダービーです。
日本ダービーはもっぱら皐月賞組が強いで有名ですね。今回は皐月賞と日本ダービーのデータを見ながらレースを考察したいと思います。

日本ダービーと皐月賞

皐月賞組

１着　ドゥラメンテ
２着　リアルスティール
３着　キタサンブラック
４着　ブライトエンブレム　※回避
６着　サトノクラウン
７着　ミュゼエイリアン
９着　スピリッツミノル　
１０着　コメート
１３着　タガノエスプレッソ
１４着　ベルラップ

皐月賞を優勝したのはドゥラメンテ（デムーロ騎手）です。強い勝ち方でした。４コーナーでは馬が外へスライドしてしまい、大きく距離をロスして先頭と差が開いてしまいますが、立て直してあっという間に先頭を走るリアルスティールとの差をつめて、並ぶ暇もあたえず１馬身半差をつけて圧勝しました。

ステップレースデータ

重賞【0-10-9-130】
├皐月賞【6-4-5-63】
├NHKマイルC【2-1-1-24】
├京都新聞杯【-2-1-18】
├青葉賞【0-3-2-22】
└桜花賞【-0-0-0】
OP特別【0-0-1-19】
└プリンシパルS【0-0-1-16】

母体が一番多いので必然的に皐月賞が有利に思えてきてしまうのは仕方ありませんが、前走が皐月賞だった馬は【6-4-5-63】と優秀で、勝率も７．７％と高いです。

前走皐月賞着順データ

1着　 【3-0-1-5】
2着　 【0-1-2-7】
3着　 【2-0-0-6】
4着　 【0-1-1-6】
5着　 【0-0-0-4】
6～9着【0-1-0-14】
10以下【1-1-1-21】

前走皐月賞人気データ

1番人気 【2-0-2-6】
2番人気 【0-3-0-5】
3番人気 【1-0-1-6】
4番人気 【1-1-0-5】
5番人気 【0-0-0-5】
6～9人　【1-0-0-14】
10人以下【1-0-2-22】
10番人気以下は【0-3-0-86】。
穴馬も連対しています。

皐月賞１着馬は【3-0-1-5】と好走しています。皐月賞１着馬のドゥラメンテは３番人気でした。３番人気は【1-0-1-6】と少々頼りないですね。人気で言うと１番人気の馬が日本ダービーでは好走しています。皐月賞で１番人気だった馬はサトノクラウンです。サトノクラウンは皐月賞で６着に敗れていますが、４コーナーでドゥラメンテに弾かれた不利が大きかったと言えます。日本ダービーでは巻き返しを図ります。厩舎はドゥラメンテと同じ堀厩舎からです。サトノクラウンにはルメールが騎乗し、日本ダービーでもルメール騎手の予定です。
ルメール騎手はデムーロ騎手とはまた正反対の騎乗をするイメージですのでタイプの違う外国人騎手２人を送り込んでくるあたり陣営の強かさを感じますね。堀厩舎のこの２頭は要チェックです。

皐月賞の２番人気と２着馬も勝利こそしていませんが連対率は高いです。今年の皐月賞でこれにちょうど当てはまるのがリアルスティールです。皐月賞の２番人気で２着馬です。データによると本番日本ダービーでも勝てはしないが２着に食い込んでくるという可能性は高いですね。鞍上も福永騎手でこのデータがしっくりきます。

皐月賞で３着だったキタサンブラックはどうでしょうか？皐月賞では４番人気の３着でした。皐月賞３着馬は【2-0-0-6】と悪くありません。むしろ皐月賞の２着馬【0-1-2-7】のデータよりも優秀です。さらに皐月賞４番人気の成績は【1-1-0-5】と勝ち数でいったら皐月賞２番人気だった馬より上です。データ通りに予想するならリアルスティールよりも勝つ可能性は高いということになりますね。キタサンブラックは実力はあるのですが過小評価されがちですのでオッズによっては単勝で狙ってもいいですね。

皐月賞４着だったブライトエンブレムは右前脚の裂蹄のため日本ダービーは回避となっております。秋に復帰を予定しており、現在は放牧中です。

データを見る限りはドゥラメンテを軸にするのが堅実ですね。馬の実力・騎手の実力がそのまま結果に出やすい東京の2400mというコースならドゥラメンテ×デムーロコンビで間違いないでしょう。今年のＧⅠは１番人気が勝てないでいますがそろそろ１番人気が来るのではないでしょうか？

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