今週日曜日は東京マイルでＮＨＫマイルカップ（ＧⅠ）が開催されます。
ＮＨＫマイルカップで中心視したいのはニュージランドＴ組【5-2-3-58】で過去１０年のデータを見る限り信頼度は高いです。他のステップレースは毎日杯組が【2-1-0-5】、桜花賞組が【2-1-0-6】となっております。ニュージランドＴ組は昨年は馬券には絡みませんでしたが、他のステップレースと比べてみてもニュージランドＴ組が一番好走が目立ちます。

それでは今年のニュージランドＴを勝った３頭の馬を考察してみましょう。

ニュージランドＴ組
１着：ヤマカツエース
２着：グランシルク
３着：アルマワイオリ

１着だったヤマカツエースは今年で６戦目になりますので馬の状態が心配ですが、レースごとに走りは良くなっているのは事実。使い込みが心配なのと、東京は直線が長いので前走以上に仕掛けどころが鍵になると思われます。鞍上の池添謙一騎手の腕の見せ所ですが、人間性で買いたくなくなる騎手なので・・・今回もあまり買いたくないというのが正直な気持ちです。馬はいいんですけどね・・・。

２着馬のグランシルクはニュージランドＴでは負けたもののその脚は目が覚めるような強烈のものです。ニュージランドＴはスタートが良くなかったのですが、外をまわりラスト２００ｍで一気に先頭まで差を詰めて上がり34.9秒という速い上がりを使ってきっちりと伸びて２着に終わりました。出遅れからここまで伸びて２着に健闘したのは好評価ですしペースの緩急にも対応できるのは強みです。しかし追走するのに体力を要しましたのでここでの影響が心配です。現在netkeibaでは一番人気に推されていますが、今までの相手がそこまで強くなかったので抜けて強いとは言えないと思います。

３着馬のアルマワイオリは重賞レースを４戦し、２着２回、３着１回、４着１回と安定した成績を残しています。重賞レースは全て1600mで、そのレース全てで安定した走りを見せているのでマイル重賞での信頼度は高いです。東京マイルはまたちょっと他のマイルとは違ったクセがありますが、他の馬に比べても適正は高そうなイメージです。さらに、ニュージランドＴちょい負けというのはニュージランドＴ組では一番の狙い目かと。過去１０年の勝馬で前走がニュージランドＴ組が５勝しており、そのうち着順３着だった馬が３勝しています。ニュージランドＴ組の中では現在一番信頼度が高い馬と見込んでおります。

さて、ＮＨＫマイルカップは過去１０年のデータでは１番人気の成績が【5-1-0-4】と近５年で４勝を上げており優秀です。しかし２番人気は【1-1-0-8】、３番人気は【1-2-1-6】と人気上位が決まりやすいというわけでもありません。１番人気以外の上位人気はやや荒れる傾向にあるので３着馬を予想するならヒモは広く狙った方が良いでしょう。
馬連平均は9,930円ですが、万馬券は４回、１０倍台の配当が３回あり、堅い時は堅く荒れる時は荒れる両極端な傾向があります。３連単も１０回中７回が１０万超えなのでやはり広く流すことを推奨いたします。

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