【ダービー卿CT】危険な人気馬「モーリス」について考察。

4/5(日)はダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)が中山競馬場・芝1600mで開催されます。日曜日は阪神で開催される大阪杯(GⅡ)にGⅠ馬が集結して盛り上がっておりますが、中山でも将来GⅠを狙えそうな馬が出走すると話題になっております。その馬の名はモーリス

モーリス(牡4歳)は堀宣行厩舎に所属のスクリーンヒーロー産駒。9戦4勝で現在2連中です。今メキメキと実力をつけてきている馬です。netkeibaでも現在1番人気となっております。急激に注目されるようになったのは近2戦の勝ち方がすごかったからでしょう。
前走のスピカS(1600万下)では出遅れて最後方からのスタートにも関わらず、最後は大外ぶんまわしで1600万下を全頭差します。

鞍上の戸崎騎手の騎乗はひどいものでしたが、馬の力は相当なものです。中山の坂でこの加速力でこういう勝ち方はなかなかお目にかかれるものではありません。その前の若潮賞(1000万下)でも2着に3馬身差をつけての圧勝でした。
過去のレースなどを見ているとその急成長ぶりが伺えます。3歳の時は伸びそうで伸びない末脚で、掛かりまくる気性が目立っていました。実はモーリスは昨年関西の吉田厩舎から堀厩舎へと転厩してきたばかりです。吉田厩舎はどちらかと言えばダートの活躍馬が多く、芝で活躍してほしいということから懇意にしている堀厩舎へ移籍させたのでしょう。堀宣行調教師と言えば公式記者会見をドタキャンするほど極度のマスコミ嫌いだったり、厩舎スタッフともめてスタッフからストライキが起こったりと、何かとトラブルの話しが絶えない人です。馬やレースへの影響がないといいのですが・・・。

話がそれましたが、今週末のダービー卿CT(GⅢ)はモーリスにとって5度目の重賞挑戦となりますが、今回は厩舎も変わって昨年とは全くの別馬になっております。馬はGⅡレベルまで通用するポテンシャルを秘めていると思いますし、ここはすんなり重賞初勝利を勝ち獲って、さらに上を目指していきたいところでしょう。

今回は斥量も55kgと軽め、中山の馬場も外差し馬場になっている今はチャンスです。不安な点をあげるとすれば、2回に1回は出遅れするというかなり出遅れが多い馬であるということと、気性難の問題がまだ克服しきれていないという部分でしょうか。
危険な人気馬とまではいかないにしろ、判断に困る部分も多いためそこまでお金を入れるレースでは無い気がします。軽く買ってモーリスがどの程度やるかを見るレース、といった感じでしょうか。

ダービー卿CTの登録馬

アーデント 56.0
インパルスヒーロー 56.0
インプレスウィナー 56.0
ウインマーレライ 55.0
エキストラエンド 57.0

エールブリーズ 55.0
カオスモス 56.0
カフェシュプリーム 54.0
クラリティシチー 56.0
クラレント 58.5

コスモソーンパーク 56.0
シセイオウジ 54.0
シャイニープリンス 56.0
タガノブルグ 54.0
ティアップゴールド 52.0

ネオザウイナー 53.0
フラアンジェリコ 54.0
ブレイズアトレイル 55.0
マイネルメリエンダ 55.0
メイショウツチヤマ 51.0

モーリス 55.0
ラインスピリット 55.0
リヴェレンテ 54.0
リルダヴァル 56.0
ルチャドルアスール 54.0
レオアクティブ 55.0

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【ダービー卿CT】危険な人気馬「モーリス」について考察。」への1件のフィードバック

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