御神本騎手、免許更新ならず!今までの悪行が原因か?!

大井競馬のトップジョッキー御神本訓史騎手(33)=大井・三坂盛雄厩舎=は、3月17日に開催された免許試験委員会(4月1日付け免許)で不合格となった。
筆記試験、面接試験などを行い、これまでの業務状況の内容を勘案し、最終的に免許試験委員会で審議された結果、判断されたもの。
ただし、昨年までの南関東の免許日は6月1日付けのため、5月31日までは騎乗が可能。
今後、他場に移籍するなら、8月1日、12月1日の免許試験を受験し、合格すれば騎乗できる。
南関東所属にこだわるなら、来年4月1日の免許試験に合格しなければならない。
御神本は13年2月から14年11月までの間、資格のない者を騎手調整ルームに出入りできる者として偽って入室させ、
3月2日から4月10日までの騎乗停止処分を受けていた。

御神本騎手と言えば大井競馬場のトップジョッキーです。地方競馬では数少ない信頼の置ける騎手で、まさに広告塔とも言える存在でした。そんな彼が免許更新出来なかった?!一体どんな理由で更新できなかったのでしょうか?

御神本騎手や地方競馬に詳しい人なら今回のニュースを聞いて「やっぱりな・・・」と思う人も少なくないのでは。というのも御神本騎手は地方競馬界のトラブルメーカーとしても悪名高い騎手でした。これまで判明しているだけでも5回の騎乗停止があり、今回の免許不合格はそのツケが回ってきたという感じでしょう。

1回目 2007年5月 調整ルームに入らず 10日間騎乗停止
2回目 2007年6月 指定タクシーに乗らなかった 12日間騎乗停止
3回目 2009年9月 調整ルームから無断外出 10日間騎乗停止
4回目 2014年4月 調教時間中に無許可で施設外に(コンビニに買い物) 6日間騎乗停止
5回目 2015年2月 部外者を調整ルームに入室させる 30日間騎乗停止

調整ルームに入らない、勝手に抜け出す、女性を連れ込んだ、といったように今まで数々の問題を起こしてきており、地方競馬もいよいよ擁護できなくなったのでしょうか。免許不合格の理由は個人情報にあたるため公表はされておりませんが、おそらくはこういったトラブルが積み重なってのことでしょう。

考えられる今後の動向としては、1年間謹慎して来年の試験に合格してまた南関東で乗るか、他地区の試験が今年の8月と12月にあるのでそれに合格してその地区で乗るか海外へ移籍するか、JRAへ移籍するか、という選択があるかと思います。
南関東で不合格となったのに他地区で合格というのもおかしいですし、昨年は南関東で7億近くの賞金を稼いでることも考えると他地区で乗るというのも考えにくいですね。海外へ進出するという選択肢も通常ならあり得ますが、今回御神本騎手の場合は更新を拒否されているのでちょっと勝手が違いますし、海外へ行けば見習いから始めることになるのでこれも考えにくいですね。JRAへ移籍すれば?という意見も聞こえてきそうですが、地方でトラブルを起こし擁護できなくなった騎手を中央が迎えてくれるかと言われるとこれもまた難しいでしょうね。

となるとやはり1年間謹慎して反省をし、また試験を受けて戻ってくる、というのが妥当なところでしょう。彼が資金面で困るようなことも無いでしょうし、稼げる南関東は魅力的ですからまた戻ってくることを考えるでしょう。

御神本自身の今後の方針は明らかになっていませんが、来年4月付免許を再受験するのが現実的とみられます。

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