4/26（日）は東京競馬場・芝2000mでフローラＳ（ＧⅡ）が開催されます。フローラＳは３着までに入着した馬に優駿牝馬（オークス・ＧⅠ）への優先出走権が与えられます。オークスへの切符を手にするために若い娘達が今年も集まりました。まずは枠順を見て行きましょう。

フローラＳ 枠順

フローラＳが行われる東京競馬場・芝2000mというコースは１コーナー奥のポケット地点からスタートするちょっと特殊なコースです。スタートしてすぐに２コーナーにさしかかりますので、外枠はやや不利になります。内枠に入った先行馬は有利かもしれませんね。過去１０年で１７番は【0-0-3-24】、１８番は【0-0-0-21】というデータがあり、実際に外枠からの勝馬は出ていません。

内枠に先行馬が入った場合はすんなり先手を取れて断然有利になります。今回最内の１枠１番に入ったマキシマムドパリ（武豊騎手）はなんと３戦連続で最内に入りました。３着→２着と徐々に着順を上げてきているので、今回３度目の正直となるだろうか？
今回は東京芝2000mの最内なので今までより有利に競馬が出来るでしょう。人気上位馬の中では一番有力視している馬です。オークスの権利も欲しいところですし、ここは３着内を強気で狙ってくるでしょう。

一番人気が有力なディアマイダーリンは唯一重賞レースで３着以内に入っている馬です（フラワーＣ３着）。今回メンバーのレベルは格段に落ちるのであっさり勝っておきたいところですね。前走フラワーＣではM.デムーロ騎手が騎乗し、最後の直線では１着のアルビアーノには届かったものの、２着に入ったアースライズと４着のロッカフラベイビーとの２着争いは中々の激戦でした。惜しくもハナ差で３着に敗れましたが、前走から４ヶ月ぶりで馬体重も１０ｋｇ増えていたことを考えると頑張ったかと思います。今回は休み明け２戦目ですし、このメンバーならあっさり勝ってオークスの権利をゲットしておきたいところでしょう。

フローラＳは過去のデータを見ると１番人気【5-1-0-4】と２番人気【2-2-1-5】で決まりやすい比較的堅実なレースのようですね。

とは言え昨年は４番人気のサングレアルが優勝し、２着に６番人気、３着に１３番人気が入って３連単で１０８万円と大荒れしています。’１１年にも３連単で１１３万円と大荒れしているので、荒れる時はとことん荒れる両極端なレースでもあります。若い牝馬でメンバーの実力も拮抗していれば荒れるのも無理もありません。まだ成長力を秘めた牝馬も中にはいるでしょうし、オークスを控えているとなればなおさら荒れやすいですね。人気薄が絡んでくる可能性は大きいので馬券的にはヒモ穴注意といったところでしょうか。
netkeibaの予想オッズでは４、５番人気くらいまではオッズ１０倍以下になりそうな感じですので荒れる気配は確かにします。人気薄の複勝、さらにワイド、３連単マルチで相手に人気薄といった買い方で勝負するのもありかもしれませんね。

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