さあ、今年もクラシック三冠の第一弾が始まります。第７５回皐月賞（ＧⅠ）が4/19（日）にいよいよ開催です。皐月賞の枠順は以下のとおりです。

皐月賞の枠順

まず、皐月賞が開催される中山・芝2000mというコースは基本的には内枠有利とされているのですが、こと皐月賞においては７枠と８枠からの勝馬が多いというデータがあります。（【皐月賞データ】皐月賞の傾向と対策。）
内回りにしては外枠がマイナス材料になっていないというのが特徴です。この２枠だけで１着が６回、２着３回、３着２回という傾向が現れております。これは能力のある馬が外枠に入れば内・外関係なく勝つということですね。

今年の皐月賞は回避馬が続出しフルゲート割れで１５頭立てのレースとなります。リアルスティールなんかは頭数が減ったので捌きやすくなったのではないでしょうか。サトノクラウンも多頭数はどうかなという不安が当初はありましたが、この頭数ならスムーズに競馬ができそうですね。
枠順を見てみると、有力馬は割りと内目に集まった印象です。１番の最内にはブライトエンブレム、２番はドゥラメンテ、３番スピリッツミノルと先行タイプもいますので、このあたりはスタートが重要ですね。ポジション争いでペースが速くなる可能性も高いと思います。
ドスローだったスプリングＳを勝ったキタサンブラックはここでは２強に囲まれているし厳しいか・・・。前走は展開に恵まれた感が否めませんでした。おそらく４，５番人気くらいにはなりそうですが、ここは割引で考えます。

さて、枠順も確定したところで予想もまとまりかけてきました。
筆者がこの皐月賞で一番有力視しているのはドゥラメンテです。

ドゥラメンテは前走の共同通信杯ではリアルスティールに先着されて２着に敗れていますが、この時は石橋騎手は手綱をひっぱり掛かりっぱなしでした。直線に向いてやっと追い出して加速しますが、序盤で掛かったせいもあってかいつもの持続力が発揮できずに終わりました。騎手のミスというよりか、これは調教師の指示もあったのかもしれませんが抑えすぎたせいで末にいつもの伸びが見られませんでしたね。
今回はM.デムーロ騎手へと乗り替わりになりますが、皐月賞を３勝している「皐月賞男」ことデムーロ騎手なら十分な鞍上強化と言えるでしょう。前走の反省も活かされると思いますし、ダービーを視野に入れているならここは全力の競馬をしてくるでしょう。「余力を残して４着まで・・・」と考えたいところですが、それは賞金が足りているダノンプラチナ、サトノクラウンやリアルスティールのような収得賞金上位組にしか言えないこと。ドゥラメンテはおそらくここはリスクを恐れず全力で来るかと思います。３着位内は確実に入ってくると思います。

全ての答えは4/19に明らかになる！

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