4/5（日）に中山競馬場・芝1600mで開催されるダービー卿チャレンジトロフィー（ＧⅢ）の枠順が確定いたしました。枠順は以下のとおりです。

ダービー卿チャレンジトロフィーの枠順

前の記事で紹介したモーリスは５枠１０番に入りました。
ダービー卿ＣＴの枠の過去データを見てみますと、枠に関してはそこまで極端に有利不利はなさそうですね。
（モーリスの記事はコチラ「【ダービー卿ＣＴ】危険な人気馬「モーリス」について考察。」）

強いて言えば５枠からの勝ちが出ていないことくらいでしょうか。今回は注目が集まるモーリスが５枠に入っていますが果たしてどうなるか。

どの馬もどんぐり状態でなかなか予想が難しいですが、モーリス以外だと前走東風Ｓを勝ったクラリティシチー、前走小倉大賞典２着のコスモソーンパークの２頭が気になります。

クラリティシチーは今まで重賞を６戦しておりますが、未だ勝ちはありません。昨年はラジオＮＩＫＫＥＩ賞（ＧⅢ）で惜しくも２着でしたが、その後のセントライト記念（ＧⅡ・１１着）→富士Ｓ（ＧⅢ・１２着）と惨敗しています。
そろそろ重賞勝利がほしいところ。今回は前走の田中騎手から三浦騎手へと乗り替わりで初のコンビとなります。今年は三浦騎手も調子が良さそうですからこの乗り替わりは悪くないと見ております。騎手も最近ころころ変っているので迷走感は否めませんが、仮にここで重賞を勝てば賞金的には安田記念を狙えるところまでいけます。
クラリティシチーは５枠９番ですぐ隣の１０番にはモーリス。期待値込みでモーリスの方が高評価となっておりますが、実はちょうど１年前のスプリングＳ（ＧⅡ）ではクラリティシチー（３着）がモーリス（４着）に先着しておりますし、そこまで変わらないのではないか？と思っております。
モーリスも厩舎が変わって昨年とは別馬になっているので、成長具合によってはクラリティシチーでも歯がたたない可能性ももちろんあります。今回のダービー卿ＣＴはこの２頭の対戦カードが非常に楽しみです。

次に前走小倉大賞典の２着馬コスモソーンパークですが、馬場が渋ればこの馬は外せません。最近の土日は雨が多く、良馬場で走れることが少ないですね。今週末も天候はすぐれないようですので注目しています。鞍上の丹内騎手は先週のマーチＳで中央での重賞初勝利を飾りました。早くも２勝目のチャンスが今週きていますね。
ただし、馬の方が昨年からちょっと使い詰めのような気がします。幸い近走は好走していますが、その反動がいつ出るかが不安です。７歳でも頑張っているので応援したいですね。

昨年の京成杯ＡＨ（ＧⅢ）の勝馬クラレントも気になる馬ではあったのですが、今回はハンデが58.5㎏と、得意の左回りじゃないので切ることしました。重賞６勝の実績で、ＧⅢのマイル戦は【4-0-1-1】と抜群の安定感を誇っていますが、今回ばかりはさすがに厳しいかと。

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