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幻の三冠馬アグネスタキオンが快挙達成

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悲運の名馬アグネスタキオンが産駒全世代で重賞制覇を達成

26日に行われたマイラーズカップ(GII/京都芝外回り1600m)をレッドアリオン(牡5)が制した。

これで2003年の初年度産駒から数えて6世代連続で重賞を制覇。アグネスタキオンは2009年に死去し、レッドアリオンの世代がラストクロップになることから、すべての世代から重賞ウィナーが出たことになる。

幻の三冠馬

アグネスタキオンの実戦は4戦と少ないながら怪我で引退をする直前のレースでは皐月賞を獲得し、4戦4勝。土付かずでの引退であった。

また、4戦の間に打ち倒した競走馬もそうそうたるメンバーだ。

ラジオたんぱ杯3歳ステークスではジャングルポケット(2001年ダービー、ジャパンカップ優勝馬)と、クロフネ(2001年NHKマイルカップ、ジャパンカップダート優勝馬)を下し、弥生賞ではマンハッタンカフェ(2001年菊花賞、有馬記念、2002年天皇賞・春優勝馬)に勝利している。

短い現役時代に同年クラシックのダービー馬、菊花賞馬を下した上で皐月賞を制したのだ。

逆に言えば、ジャングルポケットやマンハッタンカフェにとっては、雪辱ならないままタイトルを取らされてしまった形となってしまったが、アグネスタキオンがもし走ることができていたならば・・・といった意味でも「幻の三冠馬」と呼ばれることとなった。

種牡馬としての成功

強烈な走りで4戦を駆け抜けたアグネスタキオンは当然惜しまれながらの引退となったが、不幸中の幸いか予後不良になるほどの怪我ではなく、種牡馬入りすることになり、初年度産駒のロジックが見事にNHKマイルカップを制しG1種牡馬の仲間入り。翌年には歴史的名牝ダイワスカーレットを輩出。三世代目にはついにダービー馬ディープスカイを輩出と順風満帆な活躍。

ネックは体質の弱さ

引退原因ともなった脚部の不安や享年11歳など馬にしては早い死に、やはり体の弱さが原因としてあげられるのか、残念なことにそういった弱さも引き継いだ産駒が多かった。

種牡馬として活躍したのはたったの6世代ながらも、現在までで既にGI馬は6頭、GI勝利数は10勝、重賞馬は29頭、重賞タイトルは52となっている。

新たな産駒が生まれることはないため大きく数を伸ばすことはなかれども、まさにタキオンの如く強烈な速度で生き抜いた鮮烈な名馬である。

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